Taboolaピクセルで、トラッキングピクセルを使用してカスタマイズしたコンバージョンを設定できます。これにより、ユーザーがサイトで行ったアクションやアクティビティを追跡し、費用対効果を測定できます。

コンバージョントラッキングにより、重要な情報を収集できるため、キャンペーンやクリエイティブのパフォーマンスが最良であるかを確認できます。また、ビジネスの目標にとって最も価値のあるデータのみを表示することができます。

新しいコンバージョンの作成

ベースピクセルを作成してインストールすると、コンバージョンを設定して作成できます。

開始するには、次の操作を行います。

1. [Taboola Pixel] メニューから [Conversions] を選択します。ここで既存のコンバージョンを確認したり、新しいコンバージョンを設定したりすることができます。
2. [New Conversion] をクリックして、新しいコンバージョンを設定し、トラッキングを開始します。
3. コンバージョンには次の2種類があります。

• URLベース：誰かが特定のウェブページを訪問するたびにコンバージョンとして追跡します。たとえば、ユーザーがサンキューページ (サイトの「thank-you.html」を含むURL) にリーチした場合などです。
• イベントベース：誰かが特定のアクションを完了するたびにコンバージョンとして追跡します。たとえば、ユーザーがサイトでEメールを送信した場合や、ユーザーがニュースレターの購読登録をした場合などです。

URLベースのコンバージョン

URLベースのコンバージョンの場合、[URL Conditions] セクションで、このコンバージョンにマッチングするURLを定義する条件を管理できます。URLベースのコンバージョンでは、次の手順に従います。

1.    [Condition] フィールドで、[Equals] を選択してURL/ページを正確にマッチングさせるか、[Contains] を選択してURLの一部をマッチングさせます。
2.    [URL] フィールドに、訪問をコンバージョンとしてカウントする目的のページのURLまたはURLの一部を入力します。さらにURLを追加することで、複数のサイトの訪問を含めることができます。「http」または「https」は除外することをお勧めします。
3.    [Add Condition] をクリックすると「Or」条件を追加できます。複数の条件のうちいずれか (たとえば「thanks.html」と「minisite.html」のいずれか) がマッチすればよいという条件を設定できます。
4.    [Conversion Name] フィールドに、コンバージョンの一意で分かりやすい名前 (「購入」や「ニュースレターの購読登録」など) を入力します。
5.    [Category] フィールドで、定義しているコンバージョンに最適なカテゴリを選択します。このフィールドは必須フィールドです。
6. [Value] フィールドで、各コンバージョンの値を追加できます。値を追加すると、そのコンバージョンの費用対効果を測定できます (1リード当たり1ドルなど)。
7. [Conversions Window] フィールドで、クリックスルーコンバージョンルックバックウィンドウを設定できます。これにより、人が広告をクリックした後に発生するコンバージョンをカウントする期間を設定できます。1～30日間の範囲で設定できます。デフォルトは30日です。
8. [Include in Total Conversions] フィールドで、合計コンバージョンレポート列の一部に特定のコンバージョンを含めるか含めないかを決定するコンバージョンのルールを選択できます。それによって、コンバージョンの入札方法を管理したり、レポートに表示するデータをカスタマイズすることができます。この列で特定のコンバージョンを含めないよう選択すると、自動入札戦略でこれらの特定のコンバージョンは入札されません。
   注意：
    - Taboolaのアルゴリズムは設置されたコンバージョンに対して最適化されるため、最も重要なコンバージョンは必ず含めるようにしてください。
    - この設定を変更すると、過去30日間のレポートに影響を与えます。
    - コンバージョンテーブルでは、[Modified by] 列の代わりに、含まれるコンバージョンの合計が表示される列があります。
    - 古いピクセルコンバージョンおよびS2Sコンバージョンは、合計に加算されます。
9. [Create Conversion] をクリックして新しいコンバージョンを追加します。

イベントベースのコンバージョン

イベントベースのコンバージョンでは、誰かが特定のアクションを完了するたびにトラッキングします。イベントベースのコンバージョンを、ページ特定の長さまたは割合までページを読んだユーザーやボタンをクリックしたユーザーをトラッキングするといった特殊な (かつ時にはより複雑な) シナリオや、すぐにページを離れずコンテンツを読んだ人のページでのエンゲージメントをトラッキングする場合に使用できます。

イベントベースのコンバージョンは、ポピュラーまたはカスタムイベントのいずれかを基にできます。ポピュラーイベントは他の同様のプラットフォームにもある一般に使用されているアクションです。たとえば、リード、購入、カートへの追加などです。

これらのイベントの中に使用したいものがない場合は、[Custom] を選択して選択したカスタムコンバージョンイベントに基づいてイベントを作成することができます。

ポピュラーイベント

1.  [Choose Event] セクションで、コンバージョンをトリガーするイベントの種類を選択します。選択した内容が、下の [Conversion Name] フィールドに表示されます。
2. [Event Name] フィールドがグレーアウトします。
3. 次に、定義しているコンバージョンに最適な [Category] を選択します。
4. [Value] フィールドで、各コンバージョンの値を追加できます。値を追加すると、そのコンバージョンの費用対効果を測定できます (1リード当たり1ドルなど)。
5. [Conversions Window] フィールドで、クリックスルーコンバージョンルックバックウィンドウを設定できます。これにより、人が広告をクリックした後に発生するコンバージョンをカウントする期間を設定できます。1～30日間の範囲で設定できます。デフォルトは30日です。
6. [Include in Total Conversions] フィールドで、合計コンバージョンレポート列の一部に特定のコンバージョンを含めるか含めないかを決定するコンバージョンのルールを選択できます。それによって、コンバージョンの入札方法を管理したり、レポートに表示するデータをカスタマイズすることができます。この列で特定のコンバージョンを含めないよう選択すると、自動入札戦略でこれらの特定のコンバージョンは入札されません。
   注意：
    - Taboolaのアルゴリズムは設置されたコンバージョンに対して最適化されるため、最も重要なコンバージョンは必ず含めるようにしてください。
    - この設定を変更すると、過去30日間のレポートに影響を与えます。
    - コンバージョンテーブルでは、[Modified by] 列の代わりに、含まれるコンバージョンの合計が表示される列があります。
    - 古いピクセルコンバージョンおよびS2Sコンバージョンは、合計に加算されます。
7. ページ下部のイベントコード ([Embed Code] セクション内) はクリップボードにコピーする (その後ウェブ管理者に送り、サイトの全ページに追加してもらう) ことも、HTML エディタにダウンロードしてメールで送信するといったこともできます。
8. 管理画面で上記の手順を完了すると、イベントコードをサイトに追加できます。イベントコードは</head>タグの下に追加します。ページの読み込み時にイベントがトラッキングされます。または、インラインアクションでイベントをトラッキングする場合は、このイベントコードを該当するHTML要素に添付します。Taboolaピクセルがページにインストールされていない場合、イベントは記録されません。
9. [Create Conversion] をクリックして新しいコンバージョンを追加します。

カスタムイベント

使用可能な [Popular] イベントベースコンバージョンのいずれも使用しない場合、[Custom Events] を使用して、選択したカスタムコンバージョンイベントに基づいたイベントを作成することができます。

1. [Conversion Properties] セクションで、[Conversion Name] フィールドにカスタムコンバージョンの名前を入力します。コンバージョンには、「ホワイトペーパーのダウンロード」のような、ひと目で分かりやすい名前を入力します。
2. [Event Name] フィールドに、イベントの一意で分かりやすい名前を入力します。この名前はコードスニペットに表示されるため、サイトへのコードの実装時にウェブ管理者が認識することができます。
3. 次に、定義しているコンバージョンに最適な [Category] を選択します。
4. [Conversions Window] フィールドで、クリックスルーコンバージョンルックバックウィンドウを設定できます。これにより、人が広告をクリックした後に発生するコンバージョンをカウントする期間を設定できます。1～30日間の範囲で設定できます。デフォルトは30日です。
5. [Include in Total Conversions] フィールドで、合計コンバージョンレポート列の一部に特定のコンバージョンを含めるか含めないかを決定するコンバージョンのルールを選択できます。それによって、コンバージョンの入札方法を管理したり、レポートに表示するデータをカスタマイズすることができます。この列で特定のコンバージョンを含めないよう選択すると、自動入札戦略でこれらの特定のコンバージョンは入札されません。
   注意：
    - Taboolaのアルゴリズムはこれらのコンバージョンに対して最適化されるため、最も重要なコンバージョンは必ず含めるようにしてください。
    - この設定を変更すると、過去30日間のレポートに影響を与えます。
    - コンバージョンテーブルでは、[Modified by] 列の代わりに、含まれるコンバージョンの合計が表示される列があります。
    - 古いピクセルコンバージョンおよびS2Sコンバージョンは、合計に加算されます。
6. [Value] フィールドで、各コンバージョンの値を追加できます。値を追加すると、そのコンバージョンの費用対効果を測定できます (1リード当たり1ドルなど)。
7. ページ下部のイベントコードはクリップボードにコピーする (その後ウェブ管理者に送り、サイトの全ページに追加してもらう) ことも、HTML エディタにダウンロードしてメールで送信するといったこともできます。コンバージョンは、トリガーから約30分後に確認できるようになります。
8. [Embed Code] セクションで、イベントコードを</head>タグの下に追加します。ページの読み込み時にイベントがトラッキングされます。または、インラインアクションでイベントをトラッキングする場合は、このイベントコードを該当するHTML要素に添付します。Taboolaピクセルがページにインストールされていない場合、イベントは記録されません。
9. [Create Conversion] をクリックして新しいコンバージョンを追加します。

アクティブイベント

[Active] タブで、既にレポートしているすべてのイベントを簡単に確認できます。アプリやサイトからレポートされた「アクティブな」イベントに基づいて、新しいコンバージョンを作成することができます。

[Active] タブを使用したレポートされたイベントの表示

1. レポートされたすべてのイベントを [Active] タブを使って表示するには、[Taboola Pixel] メニューに移動して [Conversions] を選択します。
2. [New Conversion] をクリックして、新しい管理画面のコンバージョンを設定します。
3. コンバージョンの [Type] で [Event] を選択します。
4. アクティブなレポートされているコンバージョンがある場合、[Active] タブが表示されます。[Active] を選択します。ここで、トリガーされているアクティブなすべてのイベントを確認できます。
5. [Defined Conversion] 列で、イベントに関連付けられているコンバージョンを確認できます。コンバージョンに関連付けられていないイベントは空白になります。そのようなイベントに対しては、行を選択してほかのコンバージョンデータ (レポート名やカテゴリなど) を入力することができます。[Event Name] フィールドは自動的に入力されます。

次のフィールドが以降のテーブルに表示されます。

• Event Name：サイトに実装されたコードスニペット内部に表示される名前です。
• Last Received：コンバージョンで記録された直近のサイトまたはアプリのアクティビティです。
• Total Received：過去7日間にカウントされたイベントの合計数 (ページまたはアプリへの合計訪問数) です。この数字には、Taboolaに起因するものだけでなくすべてのアクティビティが含まれます。
• Defined Conversions：これらのイベントを定義およびトラッキングするコンバージョン。これらのイベントをトラッキングするために、関連コンバージョンを作成できます。

注意：アクティブなイベントも [Custom Audiences] タブで確認できます。ほかのコードを追加しなくても、オーディエンスとコンバージョンを同じイベントでトラッキングできます。

コンバージョンテーブル

コンバージョンを作成すると、その詳細を [Conversions] ページの [Conversions] テーブルで確認することができます。

• Status
  • No Activity Yet – このコンバージョンに対してアクティビティがないことを示します。
  • Active – 過去7日間でウェブサイトからのアクティビティがあり、ピクセルがトリガーされています。
  • No Recent Activity – 過去にコンバージョンが有効でしたが、過去7日間にアクティビティがありませんでした。
  • Disabled – コンバージョンは無効で、アクティビティはコンバージョンとしてカウントされません。
  • Archived – コンバージョンは無効になってアーカイブされています。
• Last Received：コンバージョンで記録された直近のサイトのアクティビティです。
• Total Received – 過去7日間にカウントされたアクティビティの合計数です。この数字には、コンバージョンだけでなく、サイト訪問数などのTaboola広告に属しているすべてのアクティビティが含まれます。

各コンバージョンには、次のアクションボタンがあります。

• Edit: コンバージョンを編集します。
• Disable/Enable：コンバージョンを無効にすると、カウントが停止します。
• Archive：コンバージョンをアーカイブします。アーカイブされたコンバージョンは編集できません。
• コードの表示：
• イベントベースのコンバージョンの場合、コードスニペットを表示できます。
• URLベースのコンバージョンの場合、このボタンは無効になります。URLベースのコンバージョンには、コードスニペットはありません。

コンバージョンに基づいたオーディエンスの自動作成

1. [Taboola Pixel] メニューに移動し、手順に従ってコンバージョンルールを設定します。コンバージョンの定義と作成を参照してください。
2. ルールを作成してデータを収集すると、以下のオーディエンスが自動的にTaboolaピクセル の [Audiences] で使用できるようになります。

• 「ウェブサイトを訪問したすべての」オーディエンス
  • 「ウェブサイトを訪問したすべての」オーディエンスとは、サイトを訪れたすべてのオーディエンスを示します。[Last Modified By] 列には「Created by Taboola」と表示されます。
• [Conversions] タブで作成したすべてのコンバージョンルールの場合
  • コンバージョンルールに基づいたオーディエンスは、最後に「_Conversion_Rule」が付いた名前になります (product page visitors_Conversion_Ruleなど)。[Last Modified By] 列に「Created by Taboola」と表示されます。

オーディエンスは、自動的にMy Audiencesのキャンペーンを編集するフォームでターゲティングまたは除外できるようになります。たとえば、サイトの訪問者すべてに対してリターゲティングキャンペーンを作成したとします。ここで、次のようにコンバージョンルールのオーディエンスに基づいてコンバータを除外できます。

コンバージョンのアトリビューション

キャンペーンの概要に記載される各コンバージョンレポートは、2種類のアトリビューションに分けられます。Taboolaキャンペーンアトリビューションとアトリビューションモデルの設定方法については、こちらから該当の記事を参照してください。

ネットワーク間コンバージョン

複数のTaboolaアカウントを1つのネットワーク内で管理している場合に、ネットワーク間コンバージョンを利用する方法については、こちらからヘルプセンターの記事を参照してください。