ルックアライクモデルは、既存ユーザーと似ているユーザーを見つけることによって、キャンペーンの商品やサービスに関心を持つ可能性の高いオーディエンスへリーチし、スケールを広げていく手法です。
CRMデータを利用し、Taboolaで類似オーディエンスを作成しましょう!ハッシュ化した顧客のメールアドレスリストやモバイルデバイスIDいずれかをアップロードする事で、Taboolaの予測エンジンが、データベース上の既存顧客と「類似」しているユーザーを見つけ、それらの顧客がコンバージョンにつながると予測します。
ルックアライクはどのように役立つでしょうか
- コンバージョンの実績を活用 - 現在の顧客と類似するユーザーをターゲットする事で、コンバージョンの増加やCPAの改善につながった配信実績を活用することが可能です。
- リーチの拡張 - ルックアライクを利用する事でリーチが広がり、新規ユーザーの獲得が可能です。
- 所有データの活用 - ルックアライクは顧客データを活用する事で、過去のコンバージョン獲得から新しいコンバージョン獲得が期待できます。
下記にてルックアライクの設定方法をご紹介します。
Backstageの「オーディエンス」ページで顧客ファイルオーディエンスを作成します。
- Backstageの左メニューから、「オーディエンス(Audience)」>「新しいオーディエンス(New Audience)」>「顧客ファイルから(From Customer File)」をクリックし、顧客ファイルをアップロードします。
- 米国では、ハッシュ化した顧客メールアドレスまたはモバイルデバイスID(IDFAやGAID)または5桁のZipコードのCSVファイルをアップロードします
- ハッシュタイプ(Hashed Emails)またはモバイルデバイスID(Mobile Device IDs)を選択します。
- オーディエンス(Audience Name)に名前を付けます
- 「OK」をクリックします
- 「処理中(Processing)」の状態でオーディエンステーブルにファイルが表示されます
- 2~3日後に、類似オーディエンスのステータスが「準備完了(Ready)」に変わります
- 「準備完了(Ready)」の際に、キャンペーンを編集、またはオーディエンスをターゲットにする新しいキャンペーンを作成することができます。「オーディエンス(Audience)」セクションの「ルックアライク(Lookalike)」タブに、全ての類似オーディエンスが表示されます。
- スライダー機能を使ってターゲットにしたいオーディエンスの類似性 (上位5%~上位25%) を選ぶことができます:
a. 上位5%は、シードファイルに最も似ているユーザーの上位5%です。この場合、より高いパフォーマンスを意味しますが、スケールは小さくなります。
b. 上位25%は、シードファイルに最も似ているユーザーの上位25%です。この場合、類似のしきい値は低いものの、ユーザーのスケールがかなり大きくなることを意味しています。
c. 初期設定は上位20%から始める事を推奨します。類似オーディエンスのパフォーマンスに満足できたら、さらに大きなスケールでリーチするためにオーディエンスを広げましょう。そうでない場合は、オーディエンスを狭め、スケールを抑えて高いパフォーマンスを達成してください。
- ャンペーンがオーディエンスをターゲットすると、対応するオーディエンスのステータスが「アクティブ(Active)」に変わります。
重要なガイドライン
- ハッシュ化メールアドレスの列が1つのCSVファイルが使用できます。
- ハッシュ化メールアドレスまたはモバイルデバイスID、5桁のZipコードの使用は、米国のみの対応可となります。
- ハッシュ化メールアドレス: 以下のものと互換性があります:
- Email MD5
- Email SHA1
- Email SHA256
モバイルデバイスID: iOSおよびAndroidデバイス両方のモバイルデバイスIDを受け付けていません。- 「IDFAs」と呼ばれるiOSデバイスのモバイルデバイスID
- 「GAIDs」と呼ばれるAndroidデバイスのモバイルデバイスID
- 米国内の成人のみ: シードファイルに含まれるのは米国の成人ユーザーのみとなります。
- 最小2,000から最大750,000まで記録可能です。
- メールアドレスはハッシュ化の前と後に必ず小文字でなければなりません。
- ファイルサイズは100MB以下でなければなりません。